★マーケティング センスアップマガジン 発行:2008/7/24
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【21匹目釣る】「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」
―マーケティングは気づきからはじまる―
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◆今回のテーマ:「主副の法則」
いつも「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」をご愛読頂き、
ありがとうございます。
このメールマガジンは、マーケティング活動を行う上で、大事な視点、
センスを高めていくためのメールマガジンです。
マーケティングに正解はありません。
それは、時代の変化に左右されるからです。それでは、何を元に
スキルを高めていけばいいのでしょうか。
そうです、物事を正しく捉える視点や感度といったものです。
このマガジンでは、目に見えないセンスを高めるお手伝いができれば
幸いです。センスアップのための様々な情報を提供します。
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◆◇21匹目を捕まえた!◆
★テーマ:「主副の法則」
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こんにちは、鈴木宣利です。
この間、ある面白いニュースを耳にしました。
それは、東京都下水道局が、
ダイエットレシピのコンテストを
実施するという告知でした。
なんで、下水道局がダイエットレシピなのでしょうか。
炊事用の機器メーカーや健康食品メーカーが
実施するならわかりますが、不思議ですね。
これには、ワケがあります。
実は、下水道は油を多く、長い期間使うと、
汚れで水道管が詰まってしまうそうなのです。
そこで、なるべく油を使わないダイエットレシピ
を考えてもらい、間接的に「下水道をきれいに
使おう」という、啓蒙活動をしていたのです。
また、あるガムメーカーでは、
ガムをたくさん売りたいのだけれど、
買ってもらうための根拠、説得力のある
理屈が見つかりませんでした。
そこで、ガムを噛むことで、脳を鍛え、
歯も丈夫になるという啓蒙活動をはじめました。
ある大学の教授を中心に啓蒙活動のユニットを組んで、
歯を鍛えることで、脳の活性化につながる研究をし、
対外的に公開をはじめました。
さて、ある主の目的があるのですが、
これらの事例は、すべて主は伏せておいて、
副を注目させてしまい、間接的に主を知ってもらう、
認知してもらうという方法です。
これを主副の法則とでもいいましょうか?
(自己定義ですが)
よく販促企画などを立てる場合に使います。
世の中が関心のあることがらの複線を
目立たせておいて、最終的に主となる
目的を達成させる手段なのです。
ただし、この主副の場合は、主の目的を
達成するには、時間やコストがかかります。
直接的に言えばいいのですが、あまりにも
営業的な場合、多くの人は拒否反応を示してしまいます。
そこで、周辺からじわりじわり攻めておいて、
最終的に核心を信じさせる、納得させてしまう
方法だからです。
これは、意外と根回しにも似ていますよね。
最終的にこの企画の決定をしてもらいたいが、
あの役員だと、いきなり提案しても
通らないので、部長、課長、他部署の役員を
説得しておいて、最終的に結論をもらうなども
一例でしょうか。
ことわざで、「急がば回れ」 という言葉があります。
これも、結局遠くの本道を通るほうが、
近くの危険な道よりも早いという意味です。
まずは、副から攻めてみても
面白いのではないでしょか。
結局近道だったりします。
自分のプランに主副の法則が活かせないか
考えてみてください。
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◆◇宣利の気になるマイ本21冊目◆
★「人生を決めた15分 創造の1/10000」
著者:奥山清行 発行:ランダムハウス講談社
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やっぱり、フェラーリかっこいいですよね。
そして、あのポルシェ、いつ見ても魅力的です。
また、コルベットだって、古風で惹かれます。
えー、この世界3大スポーツカーをすべて
デザインした日本人がいるって本当ですか?
本当なんです。そう、もう有名な奥山清行さんです。
奥山さんは、現在山形に戻って、50もある
プロジェクトを推進している。
そのひとつが、山形工房。山形の地場産業の中から
世界に通用するものを選び、奥山デザインでPRしよう
というものです。
日本にも、世界に通用するブランド人がいたのですね。
さて、この書籍のおすすめする理由ですが
まず、世界に通用する考え方、発想のしかた、
視点のありかた、ものごとの創造のしかたを
学べると思ったからです。
たとえば、
◯仕事の壁は、仕事でぶち破れ
◯プレッシャーから創造が生まれる
◯自己と他社の目を使い分ける
◯未来の自分と向き合う
など、核心的な言葉が多く、
ずっしり考えさせられます。
たとえば、“自分がないから信念がない”
という言葉があります。
これは、日本のものづくりは、技術や
品質に力点があり、お客さまが絶対ほしい
という魅力的なものを生み出すことが
できないでいる。
それは、売りのしくみだからマーケティング
だと思うが、実は違い、問題は売り方に
あるのではなく、作り手の意識の問題だと
言っている。
自分の信念が強固だと、お客さまに伝わり、
強烈なメッセージになるのだという。
本当にそのとおりだと思う。
みんな横並び主義であり、他社の真似っこを
みんなでやっているから、
そこそこのものしか作れない。
これが、日本メーカーの現状です。
うーん、日本にもiPhoneのような
携帯電話をつくるメーカーはないのでしょうか。
まさに、iPhoneは、スティーブの信念の固まりの
ような感じがしますよね。
あれだけ予約がでるのは、わかるような
感じがします。
そう、自分の信念をしっかりもつことが
必要なのですね。
この書籍は、奥山さんのデザインラフが同時に
楽しめるようになっており、
自己啓発+デザイン(写真)という新たな構成に
チャレンジしています。
そう、著書もこだわってつくったのでしょうか。
【宣利のひとこと】――――――――――――――――――――
先週は、アマゾンキャンペーンを実施させていただきました。
読者の皆様、ご支援ありがとうございました。
おかげさまで、ビジネス部門1位、新刊総合ランキング12位という
結果を残すことができました。この場を借りて、お礼申し上げます。
最近、だんだん暑くなってきましたね。
そこで、風鈴を買ってみました。
音で涼もうという狙いです。ですが、風が強すぎて、
キンキン、カンカンうるさいくらい鳴ってしまい、
涼み作戦が失敗です。 やはり、何事も適度がいいのですね!
それではまた、次回の「大きな魚を捕まえろ!」をお楽しみに。
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「鈴木宣利の大きな魚を捕まえろ!」発行者:鈴木 宣利
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